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ジャパンカップGⅠ

日本ダービー回顧と安田記念展望 予想

想い出のジャパンカップ

私の最も印象に残っているのは、ニュージーランドの名牝ホーリックスが当時の世界レコードで優勝した、第9回ジャパンカップです。その年は外国から凱旋門賞馬のキャロルハウス、2400メートルのレコードホルダー ホークスター、前年の優勝馬ペイザバトラー、オイロパ賞優勝のイブンベイなど世界の強豪が大挙して参戦。

迎え撃つ日本からは、平成三強と言われたスーパークリーク、イナリワン、オグリキヤップ、南関東の三冠牝馬ロジータなど錚々たるメンバーが揃いました。

当時絶大なる人気を誇ったオグリキヤップは、現代競馬では考えられませんが、バンブーメモリーとの死闘を制したマイルチャンピオンシップから連闘での出走でした。一番人気は前走秋の天皇賞を優勝したスーパークリーク、オグリキヤップはそれに次ぐ二番人気に支持されました。

レースは暴走気味に逃げたイブンベイにホークスターが競りかけ、驚異的なハイペースで流れました。勝負所の最終コーナー手前でもペースは落ちず、スーパークリークが置かれそうになるほどでした。
直線に向き残り4ハロンの地点でホーリックスが抜け出し先頭に立つと、1馬身、2馬身と後続を突き放しにかかります。もう勝負あったなぁと思った時、一頭だけ猛然と追い込んで来る芦毛の馬体がいるのではありませんか!そう、オグリキヤップです!! 私はオグリの馬券は買っていませんでしたが、テレビの前で絶叫しました。「行け~オグリ! 差せ~オグリ! オグリ~~~!!」

一完歩ずつ追い詰めましたが、首差まで迫った所がゴールでした。マイルチャンピオンシップの時もかなり驚きましたが、オグリキヤップという馬の底力と勝負根性に改めて驚かされました。

もしもまだ観たことがないという方は、是非マイルチャンピオンシップと併せて観ていただきたいと思います。今年のジャパンカップでは、どんなドラマが生まれるのでしょうか。楽しみですね。

K次郎の闘魂馬券・ジャパンカップ

私の馬券スタイルは、強弱をつけた馬連ボックスが主体です。オッズはさほど気にしないので、トリガミもあれば思わぬ好配当を手にすることも。5頭以内に絞れない時は観戦のみにしています。
と言いつつもついつい手を出してしまっていますが…。
なかなか的中率は上がってきませんが、皆様の馬券検討の参考にしていただければ幸いです。

福島記念を逃げ切り復活を果たしたユニコーンライオンが、レースを引っ張る展開になりそうです。続くのがシムカミル、デュネスの外国勢二騎、テイオーロイヤルあたりでしょうか。
いずれにしても競り合いは考えにくく、前半はゆったりとしたペースで流れそうです。3コーナー手前から徐々にピッチが上がり、残り4ハロンからは瞬発力勝負になるでしょう。ただし先行馬達にも余力がある分、ある程度の位置に着けないとないと届かないと見ています。

◎ダノンベルーガ
一番人気に支持されたダービーは伸び脚が今一つで4着に敗れたが、秋初戦の天皇賞では、32秒台の鋭い未脚を繰り出し3着に入り、力のあるところを証明して見せた。叩き二戦目、距離延長の今回は更なる前進が期待できる。斤量も有利で勝ち負け。

○シャフリヤール
海外遠征帰りで休養明けの前走天皇賞は好位で進んだが、差を詰めることができず5着まで。年頭から秋の大目標をここに定め、ダービーを勝った同じ舞台で本領発揮に期待したい。

▲オネスト
陣営によると凱旋門賞の敗因は馬場に尽きるとのこと。フランケル産駒はソールスターリングを筆頭に、日本でも活躍馬を多数出している。高速馬場に対応する下地は有り、ルメール騎乗で要注意。

△テュネス
地元ドイツで5連勝。特に前3走はともに道悪競馬を圧勝。ドイツGⅠの前走のタイムは、ダノンベルーガがダービーで走ったタイムより20秒もかかっているが、能力が有るのは確かなところか。ドイツ血統から最近ではシュネルマイスター、ワールドプレミアが出ており大駆けに注意。

△テーオーロイヤル
前走アルゼンチン共和国杯は案外だったが、斤量差が響いたか。春の天皇賞では3着にはいるなど力は付けてきている。穴に一考。

闘魂馬券
馬連ボックス    ⑭⑮②⑦⑬    各5%

馬連        ⑭ー⑮      25%
          ②ー⑭      10%
          ⑦ー⑭      10%
          ⑬ー⑭       5%

最後までお付き合いくださいましてありがとうございます。皆様とって良い一日となりますように。

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