私の馬券スタイルは、強弱をつけた馬連ボックスが主体です。オッズはさほど気にしないので、トリガミもあれば思わぬ好配当を手にすることも。5頭以内に絞れない時は、観戦のみにしています。
と言いつつも、ついつい手を出してしまってますが…。
なかなか的中率は上がってきませんが、皆様の馬券検討の参考にしていただければ幸いです。
K次郎の闘魂馬券・有馬記念
1年を締めくくるグランプリ競走に相応しい、豪華なメンバーが揃いましたね。
その年に行われた3才上、4才上の2000メートル以上のGⅠ(大阪杯、天皇賞・春秋、宝塚記念、エリザベス女王杯、ジャパンカップ)優勝馬が、全て出走するのは初めてなんだって!
これだけ実績のある馬が集結すると、先ずは各馬が戦ってきたレースの内容を分析し、レベルを見極めることが重要になってくるはずです。また、枠順と脚質が大きく影響するコースですね。各馬の特徴と展開の推理を見誤ると、痛い目に合うかもしれません。
いろいろ考えると5頭に絞り込めないので、ここは決め打ちして予想します。
有馬記念と関連性の深い宝塚記念を、レコードで制したのがタイトルホルダーです。それまでの逃げてスタミナ勝負に持ち込むスタイルを一新し、2番手から抜け出して後続を突き放す、非常に価値のある競馬でした。今年行われたGⅠの中でも、トップレベルの一戦だったと思います。
阪神で行われたのでサンプル数は少ないものの、同じくレコード決着になったのが菊花賞です。一概に比較はできませんが、昨年の優勝馬タイトルホルダーを、2秒以上も上回る優秀なタイムです。特に4着以下に5馬身差をつけた上位3頭、アスクビクターモア、ボルドグフーシュ、ジャスティンパレスは、古馬混合のGⅠに入っても見劣りしないはずです。
パンサラッサの大逃げで沸いた天皇賞・秋は、逃げ粘るパンサラッサを目標にして、ほとんどの馬が上がり33秒台で迫るという稀に見る展開となりました。その中で最速の末脚を繰り出し、差し切って見せたのがイクイノックスです。春のクラシックは2冠とも惜敗に終わりましたが、改めてポテンシャルの高さを実証した一戦です。
上記のGⅠ3戦はいずれもレベルが高く、上位に来た馬達は、今回も確実に勝ち負けに加わってくると思います。
展開の鍵を握るのは、やはりタイトルホルダーでしょうね。強力な同型がいないので、外目の枠からでもすんなり先手を取れるのでは。瞬発力勝負になると分が悪いので、後続の各馬に脚を使わせるようなラップを刻むはずです。
そうなると、勝負所の3コーナー前から動いても止まらない持久力と、トリッキーなコースに適応する操縦性を持った馬が、馬券に絡んでくると読んでいます。
◎タイトルホルダー
今春の天皇賞は、2着馬ディープボンドに6馬身以上の差を付ける圧勝劇。次走となった宝塚記念では、2番手から抜けだす強い競馬でレコード勝ち。長距離だけではなく、中距離戦でも高い能力を発揮して見せた。期待された凱旋門賞は完敗だったが、帰国後の調整は順調のようで、ダメージは残っていないと判断する。この馬の先行力、スピード、持久力が活きる舞台。押しきれるとみて本命に推す。
○ジャスティンパレス
秋初戦の神戸新聞杯を、余力を持って快勝しGⅠ2着馬の実力を示した。レコード決着になった菊花賞では、勝ち馬とボルドグフーシュに次ぐ僅差の3着に入り、春のクラシック時と比べると着実に成長している。神戸新聞杯のような、好位をキープし機動力を活かす競馬で、あっ!と言わせるシーンも十分あり得る。
▲イクイノックス
ダービー以来の実戦となった秋の天皇賞は、上がり最速の末脚を繰り出し、逃げ粘るパンサラッサを豪快に差し切った。叩き二戦目で、体調は更なる上積みが見込める。能力全開だったら勝つのはこの馬か。ただし、父キタサンブラックに似たのか飛びが大きい走法。小回りの中山ではパフォーマンスが落ちる可能性も。ルメール騎手なので上手く乗ると思うが…。
△ボルドグフーシュ
前走の菊花賞は後方からロングスパートをかけ、最後まで勝ち馬を追い詰めた。一番強い競馬をしたのがこの馬。スタートダッシュがつかないので、どうしても位置取りは悪くなるが、ロングスパート戦法は先を行く馬達の脅威になる。福永騎手にとっての有馬ラストラン。手綱さばきに注目。
△ディープボンド
重賞4勝の実力馬も、GⅠのタイトルにはなかなか届かない。今回も近年良績の無い大外枠に入ってしまい、勝ち負けまでは厳しいか。しかし、持ち前のタフさとスタミナはメンバー屈指で、消耗戦は望むところ。川田騎手の思い切った騎乗に期待。
闘魂馬券
馬連ボックス ⑬⑩⑨③⑯ 各5%
馬連 ⑩-⑬ 20%
⑨ー⑬ 15%
③ー⑬ 10%
⑬ー⑯ 5%
3才馬の2キロ減のアドバンテージは大きいと思うな~。
絶対取るぞ!!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
皆様にとって良いクリスマスになりますように。
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