有馬記念回顧と一人反省会
いや～ イクイノックス、強かったですね。
中盤やや引っかかる素振りは見せたものの、勝負所で各馬鞍上の手綱が激しく動き始める中、外目を１頭だけ馬なりで上がって行きました。直線を向いたときには先頭に並ぶ勢いで、その時点で勝負は着いていましたね。後はルメール騎手のゴーサインに応え、突き抜けるだけでした。
私は小回りコースへの適性を不安視しましたが、全く問題無かったようです。参りました。
まだキャリア６戦の３才馬。
怪我さえ無ければ、しばらくイクイノックスの時代が続くと思うな～。
イクイノックスを追いかけ、上がり最速の末脚で２着に入ったのがボルドグフーシュです。３コーナーではまだ後方２番手にいたので、長く良い脚を使いましたね。スタートダッシュがつかないので、どうしても位置取りが悪くなってしまうのが課題でしょうか。
しかし、この馬もまだ３才で成長も見込めます。課題を克服すれば、ＧⅠのタイトルに手が届くようになると思います。
ボルドグフーシュの更に後ろから追い込んで、３着に入ったのがジェラルディーナです。この馬から馬券を買っていた方々は、スタートの瞬間「有馬、終わったわ」と思ったのでは。
明らかに出遅れましたよね。それでも、よくあの位置から３着まで追い上げましたよね。
私は距離の壁があると見て軽視しましたが、さすがはジェンティルドンナを母に持つ超良血馬です。牡馬との混合ＧⅠに入っても、十分戦えることを実証しましたね。
私が本命に推したタイトルホルダーは、イクイノックスに抜かれると、抵抗もできないまま馬群に飲み込まれました。横山和騎手と栗田師は「ゲートを出るときの行き脚が鈍い感じがした。良いときの推進力が見られず、行きっぷりが悪かった。」とそれぞれコメントしています。
見た目には分からない、フランス遠征のダメージが残っていたのでしょうね。私はそれが無いものと判断しましたが、完全に見誤りました。反省するしかありません。
下手くそな馬券のほうは▲△で一応的中したものの、またしてもトリガミ。
やってしまいました。 本当に下手クソだ！！
ホープフルステークス予想
早いもので、今年もあと僅かとなりましたね。中央競馬はオーラスです。最後の気力を振り絞って予想します。
素質馬が揃ったフルゲートの２才戦。能力比較が難しく、混戦模様ですね。
レースを引っ張るのは、前走逃げて京都２才Ｓを制したグリューネグリーンで、続くのがドゥラエレーデ、ジェイパームス、ファントムシーフあたりでしょうか。競り合いは考えにくく、平均～ややスローくらいのペースで流れるのでは。
小回りコースなので各馬仕掛けが早くなり、そこでもたつくようだと勝機を逸してしまいます。また、Ａコース４週目が終わり、外差しが決まる馬場になりつつあります。
そうなると勝負所で動ける機動力と、短い直線だからこそ活きてくる、一瞬の切れ味を発した馬が上位に来ると読んでいます。
◎ガストリック
前走東スポ杯２才Ｓは中段後ろから徐々に進出し、残り２ハロンから鋭い伸び脚を見せ、ダノンザタイガー、ハーツコンチェルトとの追い比べを制した。コントレイルに次ぐ、レース史上２位の好タイム。競馬センスの良さとスピードは、中山コースに向いているはず。三浦騎手のＧⅠ初勝利にも期待。
○ミッキーカプチーノ
高レベルの新馬戦を接戦で勝利すると、前走当レースと同じ条件の葉牡丹賞を、２才馬ではなかなか出すことのできないタイムで圧勝。また、新馬戦はグリューネグリーンを含めた上位馬が、次走の未勝利戦を勝ち上がるという、非常に価値のある一戦。しかし、今回は試練の大外枠。遅いペースで流れた場合、前に壁を作れないと折り合いを欠く可能性も。本命にするか最後まで迷ったが、対抗の一番手評価とする。
▲ファントムシーフ
新馬戦と野路菊賞を、先行して上がり最速の末脚で抜け出し連勝。正攻法の競馬ができるのは大きな強み。余裕を持ったローテーションで、ここに向け体調は万全のはず。好枠を活かし、ロスの無い競馬で逆転も。
△ハーツコンチェルト
新馬戦は後続を８馬身突き放す圧勝劇で、非凡な能力を示して見せた。１番人気に支持された東スポ杯２才Ｓでは、ガストリックを追い詰めるも、出遅れが最後まで響き３着に敗れた。素質は引けをとらないが、このコースで出遅れると致命傷になりかねない。△評価までとする。
△トップナイフ
前走京都２才Ｓは、４コーナーで下がって来た馬と接触する不利を受けながら、内から盛り返す勝負根性を見せ、タイム差無しの２着に入った。使われ過ぎの感は否めないが、一戦毎に力は着けてきている。消耗戦になれば、食い込みも十分あり得る。
闘魂馬券
馬連ボックス ⑩⑱①②⑧ 各５％
馬連 ⑩ー⑱ ２５％
①ー⑩ １０％
②ー⑩ １０％
⑧ー⑩ ５％
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
皆様にとって良い年末になりますように。
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