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セントライト記念・【GⅡ】回顧と一人反省会
中団の位置から、上がり最速の末脚を繰り出したレーベンスティールが、皐月賞馬ソールオリエンスを下し、重賞初制覇を果たしました。
レースはGⅠ馬ドゥラエレーデが引っ張り、やや遅いペースで流れます。
中団の内でピタリと折り合ったレーベンスティールは、直線で外めに持ち出されると、あっという間に前を捕らえ突き放しました。
走破時計も優秀で強い競馬です。
また、テン乗りでお手本のような完璧な騎乗をした、【マジックマン】モレイラ騎手の手綱捌きも光りました。
母父が三冠確実と言われながら、骨折で菊花賞を断念したトウカイテイオー。
同じく母系を遡ると、ミホノブルボンの三冠を阻止した、ライスシャワーの父リアルシャダイの名が。
そして父リアルスティールの父は、名馬ディープインパクト。
オールドファンのみならず、競馬ファンのロマンが広がるような、たまらない血統背景です。
一度放牧に出され、次走については疲労度などを見てから決定するようです。
問題なければ、是非菊花賞へ向かい
最後の一冠を目指してほしい。
今回の折り合い面、血統背景を見る限り
距離はこなせるはずです。
無事にGⅠ・菊花賞に出走することを、一競馬ファンとして願っています。
1番人気に支持されたソールオリエンスは、中団後ろから勝ち馬に次ぐ上がりで追い込みましたが、2馬身弱及ばず2着に敗れました。
8枠からのスタートで終始外を回り、4コーナーで大外に振られるロスがありながらも2着まで来るあたりは、さすが皐月賞馬です。
悲観するような内容ではなく、叩き台としては及第点以上と言っていいでしょう。
少し気になったのは、1コーナー入り口まで折り合いを欠いたように見えたのと、春から馬体が増えていない点です。
本番での課題はやはり折り合いと、輸送があるので馬体の維持でしょうか。
能力は間違いなく世代トップクラスです。
GⅠ・菊花賞でも、当然勝ち負けに加わる1頭だと見ています。
4番手の好位から伸びたシャザーンが3着を確保して、優先出走権を手に入れました。
岩田望騎手がコメントしているように、スタートを決めて流れに乗れたのが好走の要因でしょう。
但し、上位2頭とは力の差を感じさせる内容です。
私は2勝を挙げた競馬が、いずれも低レベルの一戦と判断して評価を下げてしまいました。
地力を見誤り反省しています。
GⅠ・菊花賞への出走については未定のようです。
4着セブンマジシャン、5着キングズレインは、ともにいい脚を使い伸びています。
現状持っている力を出した結果が、この着順に現われたと見ています。
ということことで、私のしょうもない馬券のほうは
3連単・◎○無印・ハズレ❌
馬連 ・◎ー○ ・的中🎯
馬連は本線で的中🎯したものの、3連単を外してしまいモロにトリガミです。
もう3連単買うのやめようかなぁ…。
ちょっと土曜日まで考えます。
オールカマー・【GⅡ】展望
様々な臨戦過程を経て、GⅠ・天皇賞(秋)の前哨戦に好メンバーが集結しました。
近年はGⅡ・毎日王冠よりも、ここをステップに本番に挑むか、直行するローテーションが増えています。
本番、その先のGⅠ・ジャパンC、またはGⅠ・エリザベス女王杯を占う意味でも重要な一戦です。
有力視される馬を挙げると
タイトルホルダー(58 横山和)
1番人気に支持された前走GⅠ・天皇賞(春)は、右前肢ハ行を発症しまさかの競走中止。大事には至らず、秋のGⅠシリーズに間に合った。能力はイクイノックス、ドウデュースに匹敵するものがあり、ここの勝ち負けは立て直された状態次第。連対候補
ジェラルディーナ(56 団野)
超良血馬が4歳秋に本格化。昨年の当レース、GⅠ・エリザベス女王杯を制した後も、一線級の牡馬を相手にGⅠで善戦。近走レース前の入れ込みと出遅れが目立ち、パドックの気配は要チェック。斤量自体は苦にならず、非根幹距離は得意。テン乗りは少々不安。連対候補
ガイアフォース(57 西村淳)
昨秋GⅡ・セントライト記念を好内容で制した後、中長距離路線で飛躍が期待されたが案外の結果に。マイル路線にシフトしてから、時計勝負にも高い適応力を見せた。再び中距離に戻り(個人的には疑問)注目の一戦。勝ち負け
ウインマリリン(57 松岡)
昨年暮れの香港ヴァースを強い競馬で快勝し、念願のGⅠ制覇を果たす。国内復帰戦となった前走GⅡ・札幌記念は大敗。太め残り、叩き良化型とはいえ負けすぎの感。57キロは厳しく映るも、上積みが見込めコース適性は高い。連対候補
ローシャムパーク(57 ルメール)
昨秋GⅡ・セントライト記念はガイアフォースに完敗するも、前走GⅢ・函館記念を強い競馬で快勝。成長著しい。一気に相手が強化され、ここでどこまでやれるのか試金石の一戦。連対候補
上記の他にも
前走GⅢ・小倉記念を快勝し、勢いに乗るエヒト
2走前同舞台のGⅡ・AJC杯を制したノースブリッジ
牡馬相手の重賞で善戦が続いているマリアエリーナ
休養明けの前走は大敗するも、春のGⅠで2戦連続掲示板を確保したマテンロウレオ
非根幹距離の特殊な形状なので、得意、不得意が分かれるコースです。
それを踏まえながら予想に取り組みます。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
オールカマーの予想は24日の正午までに公開します。
またお越しくださいませ。
家飲みでもいいか!
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