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桜花賞回顧と皐月賞展望

セントウルS・京成杯オータムH・予想 レポート

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 桜花賞回顧と一人反省会

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いや~。 リバティアイランド川田騎手のおかげで、久しぶりに良いものを見せてもらいました。

スタートダッシュがつかず、4コーナーでも後方3番手のまま。
直線を向き川田騎手が大外に持ち出すと、そこから1頭だけ次元の違う末脚を繰り出し、前を進む15頭をごぼう抜きにしました。

この日の阪神は明らかに前が止まらないトラックバイアスがあり、「やってくれたな川田君よ~」
と思いながら見ていたら、あの常識離れした豪脚です。

リバティアイランドのポテンシャルにも驚かされましたが、川田騎手の研ぎ澄まされた感覚と言ったらいいのか、度胸と言ったらいいのか…。
只々、リバティアイランド川田騎手に感服するばかりです。

順調なら次走はGⅠ・オークスです。
もしかすると、GⅠ・日本ダービーへの挑戦プランも浮上するかもしれませんね。

逃げ馬の後ろに付け、直線で抜け出したコナコーストが2着に入りました。
一旦ペリファーニアに前に出られたものの、ゴール前もう一度差し返して見せました。いい勝負根性を持っています。
トライアルRのGⅡ・チューリップ賞で、一番強い競馬をしたのがこの馬です。
また、持ち時計を2秒近く詰めていて、高速決着にも適応する能力を証明しました。
GⅠ・オークス、秋華賞と続く今後のクラシック戦線でも、主役になり得る1頭です。

流れに乗り5番手から鋭く伸びたペリファーニアは、残り1ハロンで先頭に立つシーンがありましたが、最後は脚が上がり3着に敗れました。
その辺りは、枠順とキャリアの差が出たのでしょうか。
エフフォーリアの半妹にあたる良血です。この馬も高い能力を秘めていますね。
父がモーリスなので、GⅠ・オークスの12ハロンは長いかもしれません。今後の動向に注視したいと思います。

4着ハーパー、5着ドゥアイズは、マイルの高速決着は忙しく、2頭とも距離が延びたほうが力を発揮すると見ています。

不動産購入をご検討中の方へ

主要ステップレースの分析をした際に、GⅡ・チューリップ賞の内容は平凡で、レースレベルは標準以下と判断しました。
それがそもそもの間違いであり、2着コナコースト、3着ペリファーニアを馬券の対象外としてしまう痛恨のミスを犯しました。
全く分析になっていませんね。反省しています。

ということで、私の下手くそな馬券のほうは、◎ー無印であえなく撃沈。
「良い競馬をみれたので、まぁいいか。」と自分に言い聞かせています。

K次郎
K次郎

馬連、3連単、3連複、全部ハズレ
けっこうな金額をやられてしまいました。
気を取り直して皐月賞の予想に励みます。

アウトドアの季節です。いろいろ取り揃えています。

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 皐月賞展望

断然の支持を集めたリバティアイランドが優勝したGⅠ・桜花賞から一転、GⅠ・皐月賞は近年稀に見る混戦模様を呈しています。

GⅠ・朝日杯FSを制したドルチェモア、GⅠ・ホープフルSを制したドゥラエレーデがともに早々と別路線を選択。
また、重賞2勝馬が不在で、ここが初対戦となる馬が多く、能力の比較材料が少ない難解な一戦です。

そうなるとやはり、各ステップレースの分析と、レベルの検証が重要なファクターになってきます。
桜花賞では、この検証を思いきり見誤ってしまい馬券を外しましたが、今回も懲りずに同じ作業を行いたいと思います。

GⅠ・朝日杯FS
ハイペースの流れを、3番手から抜け出したドルチェモアがそのまま押しきり勝利。

中団後ろから、上がり最速の末脚で伸びたダノンタッチダウンが首差の2着。

2番手で先行したグラニットは、直線で失速して10着。

レース内容、タイムともに水準レベル。
ダノンタッチダウンは、ここまで3戦全てマイル戦で、初の10ハロンがGⅠ。血統、体型から10ハロンまでは許容の範囲では。
2歳時はゴーサインが出でてから反応が鈍く、勝ち切れなかったので、中山内回りで上位争いに加わるには操縦性の成長が必要。

GⅠ・ホープフルS
絶妙なペースで逃げたトップナイフがゴール寸前まで粘ったが、勝ち馬に鼻差かわされ2着に惜敗。

ファントムシーフは、6番手からじりじり伸びるも4着止まり。

グリューネグリーンは、控える競馬が合わなかったのか11着。

前残りの展開も味方した。水準レベル。
行った行ったの先行2騎による決着。トップナイフは、キャリアを重ねる毎に粘りが増してきた。同舞台のGⅠ・皐月賞でも先行力は通用するはず。
ファントムシーフは、休養明けの影響か行き脚がつかず、今までの先行策より後ろの位置取りに。結果的にはそれが敗因。

GⅢ・京成杯
4コーナーで大きく外に膨れたソールオリエンスが、そこから立て直すと鋭い決め手を発揮し、衝撃的な差しきり勝ち。

逃げたグラニットは、直線で失速して8着。

メンバー構成、タイムともに平凡でレースレベルは水準以下。
ソールオリエンスの強さだけが際だった一戦。ただし相手に恵まれたのと、また逸走するようなことがあると、フルゲートの本番は挽回するのが難しい。

L・若駒S
7頭立ての最後方を追走したマイネルアウレラが、上がり最速の末脚を繰り出し差しきり勝ち。

少頭数のスローペースで、レースレベルは低調。

GⅢ・きさらぎ賞
スローペースの2番手で進んだフリームファクシが直線抜け出し、2着馬の追撃を振りきり勝利。

少頭数、スローペースのわりにはタイムは優秀で、レースレベルは水準
フリームファクシは、レース序盤~中盤にかかる素振りを見せていて、気性面に課題を残す。素質は高いので、本番でも折り合い次第か。

GⅢ・共同通信杯
スタートを決めたファントムシーフが2番手で折り合い、直線で楽に抜け出し完勝。

一完歩出遅れたタッチウッドが向こう流しからハナに立ち、ゴール前までよく粘り2着。

5番手で進んだタスティエーラは、追い出してからの反応が鈍く、最後は伸びるも4着。

最後方から徐々に進出したウインオーディンは、上がり最速の末脚で追い込むも離れた5着まで。

6着シーズンリッチが後にGⅢ・毎日杯を制したように、好メンバーが揃いレベルは水準以上。
ファントムシーフは先行力、機動力があり、中山内回りは合うはず。瞬発力勝負になると分が悪い。
タッチウッドは、高い能力がなければ2着に残れないような競馬を見せた。課題はスタートと折り合い。
タスティエーラは、勝負所でもたついたので操縦性を高める必要がある。ゴール前の脚は見所があった。

L・すみれS
6頭立ての最後方から、シャザーンが上がり最速の末脚で差しきり勝ち。

内容、タイムともに平凡でレースレベルは低調。

GⅡ・ディープインパクト記念
4番手の好位置から徐々に進出し、直線で抜け出したタスティエーラが正攻法の競馬で完勝。

番手に控えたトップナイフは、4コーナーで下がりかけたが直線内から盛り返して2着。

ワンダイレクトは、中団から直線に向くと先頭に立つ勢いだったが、ゴール前で脚色が鈍り3着。

グリューネグリーンは、後方から差す形をとるも、見せ場なく8着。

同舞台のトライアルRで、上位3頭には一定の評価。レースレベルは水準。
タスティエーラは、前走GⅢ・共同通信杯で見せた反応の鈍さが解消され、走破時計も優秀。前走時賞金加算できなかったのは誤算で、この一戦の疲労が残る可能性も。
トップナイフは、直線で盛り返した脚には見所があった。一息入ったのに馬体重がー10キロ。本番まで馬体の回復が望ましい。
ワンダイレクトは、最後に脚が鈍ったところを見ると10ハロンはぎりぎりの感。

L・若葉S
稍重のスローペースを、ショウナンバシットが好位から抜け出し接戦を制した。

逃げたラスハンメルがゴール前まで粘り、鼻差の2着。

内容、タイムともに平凡でレースレベルは低調。

GⅡ・スプリングS
重馬場のハイペースを中団前方から追走したベラジオオペラが、上がり最速の末脚を繰り出し完勝。

2番手で進んだホウオウビスケッツは、脚色が鈍ることなく2着を確保。

メタルスピードは、過去未勝利の9ハロンで中団から鋭く伸びて3着。

グラニットは、ハイペースで逃げて4着。近走の中では一番の粘りを見せた。

各馬速い流れを経験できたのは強味で、レースレベルは水準以上。
ベラジオオペラは、これまでの先行策と違い、中団の前から差す競馬で勝利できたのは価値が高い。1ハロンの距離延長も特に問題は見当たらない。
ホウオウビスケッツは、番手からでも力を出せる。中山内回りは合うはず。
マイル戦に良積を残すメタルスピードは、距離を克服して好走。10ハロンと使い詰めはプラスにならない。

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各ステップレースを素人なりに検証してみました。
総じて言えるのは、ハイレベルとまで呼べる一戦はなく、重賞上位馬の能力差はほとんどないと見ています。

レベルが拮抗したステップレースに序列を付けるとすれば、

共同通信杯=スプリングS>ディープインパクト記念>
朝日杯FS=ホープフルS>きさらぎ賞=京成杯>各リステッド競走

といったところでしょうか。

ここ数年間で最も難解な皐月賞ですね。
枠順が確定してからじっくり検討します。

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K次郎
K次郎

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
皐月賞の予想は15日の夜までに公開します。
またお越しくださいませ。

皐月賞を取ってお温泉に行きた~い

家飲みでもいいか!

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