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大阪杯回顧と桜花賞展望

札幌記念・CBC賞・予想 レポート

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 大阪杯回顧と一人反省会

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抜群のスタートダッシュを決めたジャックドールが、スターズオンアースの猛追を鼻差で凌ぎきり、念願のGⅠ初制覇を果たしました。

序盤は平均よりやや遅いペースになると読んいでたので、5ハロンの通過ラップが実況されたときは「えっ!? 速くねぇ」と思い、ゴール前で一杯になり差し切られるシーンが頭に浮かびました。
しかし、それは杞憂に終わりました。

さすが武豊騎手ですね。
ジャックドールのストロングポイントでもあるスピードを最大限引き出しながら、緻密なラップで後続の脚を封じ込め、レースレコードで逃げ切り勝ち。
おそらく「天才武豊」にしかできない騎乗です。

また、充実の5歳を迎え、この馬自身が力を付けているのでしょう。
次の大目標はGⅠ・天皇賞(秋)になるようです。
今回出走していない強豪達との対戦が、今から非常に楽しみです。

K次郎
K次郎

前原オーナーGⅠ初制覇
一貫して10ハロンを使い続けた藤岡厩舎の皆様
GⅠ80勝目、最年長GⅠ勝利の武豊騎手
本当におめでとうございます!

中団後方から上がり最速の末脚を繰り出したスターズオンアースですが、惜しくも2着に敗れました。
4角4番手以内の位置取りだった馬が1着、3着、4着を占めたように、後ろから差すのは厳しい展開の中、この馬の鋭い脚だけが際立ち、改めてポテンシャルの高さを証明して見せました。

今後の課題は、スタートと行き脚でしょうか。どうしても位置取りが悪くなるので、直線の短いコースで勝ちきるには課題の克服が必要となるでしょう。
ルメール騎手が「跳びが大きいし、長い直線があったほうがいい。」とコメントしています。
秋に府中のGⅠに参戦するとなれば、牡馬の一線級が相手でも好勝負になると見ています。

終始4番手で進んだダノンザキッドが、最後まで脚色が鈍ることなく僅差の3着に入りました。
ムラ駆けと直前のゲート審査が嫌われたのか、GⅠ馬が10番人気の低評価。それを見返すかのような激走です。
凡走もあるのは、調整が難しいのか、気性面に問題があるのか…。 よく解りません。
ちょっと掴み所がない馬ですね。
素質が高いのは間違いないので、出走する度に最後まで取捨選択を迷わせるような1頭です。

私が対抗評価にしたヒシイグアスは7着、3番手評価にしたヴェルトライゼンデは9着、両頭ともに見せ場を作ることなく敗れました。
ともに考えられるのは、馬齢からくるズブい面が出てきて、レコード決着の競馬に対応することができなかったのでは。
また、ヒシイグアスは大幅な馬体減、ヴェルトライゼンデは距離不足も敗因の一つと見ています。

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私の馬券のほうは、馬連◎ー△で的中(トリガミ)
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GⅠ2連勝です! 桜花賞も気合いを入れて予想します。

K次郎
K次郎

ダノンザキッドが2着に残ってほしかったな~
ゴール前は久しぶりに大声で叫びました。

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 桜花賞展望

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いよいよクラシック競走が始まりますね。
一冠目の桜の女王を懸けた戦いに、GⅠ・阪神JFの上位馬に加え、主要ステップレースの上位馬が全て集結しました。

ここまで好メンバーが揃うと人気は分散傾向になりがちですが、GⅠ・阪神JFを快勝したリバティアイランドに断然の支持が集まりそうです。

リバティアイランドを除いた各馬の能力は、横一線と言ったところでしょうか。
枠順が確定する前に各ステップレースのレベルを、素人なりに検証してみます。

コーヒーを飲みながら予想してます

GⅠ・阪神JF
ハイペースの中団を追走したリバティアイランドが、直線外から異次元の決め手を繰り出し圧勝。
勝ち時計も翌週行われたGⅠ・朝日杯FSを0秒8上回り、この時期の2歳牝馬としては極めて優秀。

勝ち馬と同じ位置取りから伸びたシンリョクカが2着。キャリア2戦目で高速決着に適応して見せた。

中団の後ろから伸びたドゥアイズがタイム差なしの3着。初のマイル戦でも堅実な走りを見せる。

8枠から出遅れたドゥーララヴェルは着外に敗れる。

勝ち時計が示す通りハイレベルな一戦
リバティアイランドの強さだけが際立った。ゴール前は余裕があり、ポテンシャルは相当高い。
桜花賞がキャリア3戦目となるシンリョクカは、大幅な上積みが見込める。
GⅢ・アルテミスSでリバティアイランドを差し切ったラヴェルは、能力全開なら巻き返しが可能。

GⅢ・シンザン記念
7頭立ての5番手を進んだライトクオンタムが、上がり最速の末脚で差し切り勝ち。

少頭数を踏まえるとタイムは及第点以上で、レースレベル標準的
キャリア2戦目で重賞制覇。ディープインパクト産駒の最終世代で素質は高い。

GⅢ・フェアリーS
ハイペースを後方から徐々に進出したキタウイングが、上がり最速の末脚で差し切り重賞2勝目を挙げた。他馬より1キロ増の斤量で勝利したのは価値が高い。

メンバー構成、勝ち時計ともに平凡で、レースレベルは低調
GⅠ・阪神JFで敗れた各馬に、桜花賞で先着するのは厳しいのでは。

GⅢ・クイーンC
5番手から伸びたハーパーがゴール前で先頭を捕らえ接戦を制した。競馬センスの良さが窺える内容。

3番手からしぶとく伸びたドゥアイズがタイム差なしの2着。どのような条件下でも堅実に走る。

稍重としてはタイムは優秀で、レースレベルは標準以上
ハーパーは、相手なりに走れる器用さがある。12キロ減らした馬体の回復が望ましい。
ドゥアイズは、重賞でも堅実な走りを見せるが、勝ち味に遅い印象。

GⅡ・チューリップ賞
ハナを切りスローペースに落としたモズメイメイが、二枚腰で粘り逃げ切り勝ち。展開も味方した。

先行勢の一列後ろからよく伸びたコナコーストが鼻差の2着。

キャリア1戦の良血馬ペリファーニアが先行してそのまま3着。

重要ステップレースに位置するも内容は平凡で、レースレベルは標準以下
桜花賞でも展開の鍵をにぎるモズメイメイは、強力な同型が不在で、マイペースに持ち込めればしぶとさを発揮する。
先行馬が上位を占めた中、その後ろから差したコナコーストは1番見どころがあった。
大外枠から出走権を確保したペリファーニアは、桜花賞がキャリア3戦目となり上積みが見込める。

L・アネモネS
平均ペースを先行して抜け出したトーセンローリエが、正攻法の競馬で制し未勝利戦から3連勝。

後方から上がり最速の末脚で追い込んだコンクシェルが2着。

特筆すべき内容は見当たらず、レースレベルは標準的
トーセンローリエは、7ハロンで2勝を挙げているようにスピード値は高く先行力が持ち味。
コンクシェルは、全てが噛み合い激走に繋がったのでは。

GⅡ・フィリーズR
ハイペースを好位から抜け出したシングザットソングが混戦を制した。

中団から鋭く伸びたムーンローブが2着。

後方から上がり最速の末脚で追い込んだジュウシーオレンジが3着。

差し馬向きの展開で、タイムも含めてレースレベルは標準的
シングザットソングムーンローブは、ともに阪神で2勝。コース適性は高い。
他馬との対戦比較も踏まえると、桜花賞でも掲示板に載るには、上位3頭それぞれパフォーマンスアップが必要と見る。

GⅢ・フラワーC
雨の不良馬場という悪条件の中、エミューが後方から豪快な差し切り勝ちを決めた。

道悪の巧拙の差が出た競馬。レースレベルは低調
マイルは距離不足で時計勝負も不向き。

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年明けから行われた各ステップレースよりも、昨年のGⅠ・阪神JFのレースレベルが明らかに高く、勝ち馬リバティアイランドの能力が1頭だけ抜けていますね。

1倍台の単勝人気になると思いますが、今のところ逆らう要素は見当たりません。

相手候補もやはり阪神JFの上位馬シンリョクカドゥアイズが有力でしょうか。
クイーンCの勝ち馬ハーパー、シンザン記念の勝ち馬ライトクオンタムも、上位争いに加わる能力はあるはずです。

リバティアイランドを馬券の軸に置いた場合、相手を絞らないとトリガミも考えられます。
馬券の組み立てが難しい一戦ですね。

枠順が確定してから冷静に検討します。

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最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
桜花賞の予想は8日の夜までに公開します。
またお越しくださいませ。


桜花賞を取って温泉行きた~い

家飲みでもいいか!

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